1957-11-08 第27回国会 参議院 法務委員会 第3号
だが実際を見てからでなければ、その私の断定も確信を持って言うことはできないと思っておりましたが、果せるかな、私はその渡された書類を持って実際を見ましたところが、まず一日に四百人を入れますという公衆風呂と称するつまりこれに要ります資金が五千万円、これをやっぱり政府から出してもらうつもりで案を立てているのでございますが、その五千万円を使って四百人を一日に入れるというその風呂は、トルコ風呂とは言っておりませんが
だが実際を見てからでなければ、その私の断定も確信を持って言うことはできないと思っておりましたが、果せるかな、私はその渡された書類を持って実際を見ましたところが、まず一日に四百人を入れますという公衆風呂と称するつまりこれに要ります資金が五千万円、これをやっぱり政府から出してもらうつもりで案を立てているのでございますが、その五千万円を使って四百人を一日に入れるというその風呂は、トルコ風呂とは言っておりませんが
ただ更改契約をやりましたその理由は、聖十字学園というものがなお社会事業団体法人といたしまして、依然まだ認可されておる団体でありますし、それから大蔵省としては、これは專門的には勿論わかりませんが、一部浮浪者の収容もやつておりましたし、それから公衆食堂、公衆風呂等が、これは純然たる社会事業ではないでありましようが、一応あれは併設的に認められる事業ではないかとも考えられますし、又当時の社会情勢から申しましても
ここではお聞き及びかと思いますが、小学校の近くにやはりこういう場所がございまして、公衆風呂で小学校一年の子供が悪い病気に感染した。こういうことで今地元のPTA、婦人会などが非常に困つた問題として取上げようということで動いておる事実があるのです。
第三にこれは厚生大臣も先日厚生委員会においてもうされたておりました通り、誰でも知つておることでありますが、公衆風呂屋であります。世界を歩いて、私は始終そう思つておる。日本の風呂というものは、誠に便宜であるが、非常に不潔なものであります。風呂の中で身体を洗う。実に不潔です。それでこれは厚生大臣も、厚生委員会のときにいわれておりまして、よく御承知であるのです。知つておりながら等閑にしてあるのです。
公衆風呂の不潔、これはもう私全然貴方と同じ考え、私は風呂に毎日入ります。毎日入るということは、そういうことであるかというと、私は風呂の中に手拭を持つて入つたことがない。必ず体を綺麗に洗つてしまつて入つて、風呂の中で数秒間温まりまして、それから外に出て、そうして体を綺麗にして又入つて、二度入るのですが、手拭を使つたことがない。そうして上がつて冷水浴をして綺麗にして着物を着るという習慣でございます。
公衆風呂なんかでも、風呂の中で身体を洗う誠に汚い。これらに対してどういう注意を與えておるか。それから方々で賣つておる飲食物です。アメリカあたりは、ちやんと檢査しておる。日本にはどういう檢査が行われておるのか。あれを食つて病氣に罹つたりいろいろしておる飲食物に対する檢査は行き亙つておらんと思う。ああいうことをもつと徹底的にやつて貰いたいと思うのであります。